3ヶ月は我慢して遊べ!

「未完成のゲームを発売しないで欲しい」

 

最近になって頻繁にみかけるゲームの感想です。

以前にドラゴンマークドフォーデスをやってみた感想を書いたのですけど、いくつかのアップデートを経たあとにやってみるとかなりバランスが改善されていて面白くなっていました。で、面白くなったのだからいいだろうという話なのですけど、この変化ってどうも白けてしまうみたいです。

 

ドラゴンマークドフォーデスみたいなオンライン前提のゲームならなおさらのことです。発売直後に買って、駄目だということですぐにやめちゃった人がいて、ある程度やりこんでやることがなくなってやめちゃったという人がではじめた時点で、ゲーム内容がよくなってきても、いまさら人は増えにくいはずです。

 

実際、序盤レベルの私が部屋を探しても見つかりませんし、部屋をたてても誰もはいってはきてくれません。ある程度やりこんでいる息子が部屋をたてていたら、二人ほどはいってきて、

 

「久しぶりにマルチができる!」

 

とすごく喜んでいたのですが、ステージがはじまるとすぐに二人ともリタイヤしてソロプレイになってしまいました。どうやら息子のレベルやら装備をみて見切りをつけてしまったみたいです。かなりがっかりしたのでしょう、その後起動すらしないようになってしまいました。息子と二人でオフラインでプレーできれば話もかわってくるのでしょうけど。そういう機能が実装される気配はありませんしね

 

それでもそれなりにオンに人が集まっていたらまた話もかわってきたのでしょう。

オンラインだとたまに見かける、初中級プレーヤを足手まといとしかみないようなあまり質のよくないプレーヤがたまにオンに人がいないかとチェックしている程度みたいですね。

 

最近のゲーム制作事情はよくしりませんけどね。

どうも発売後にアップデートでバグをとったり、調整するというのが当たり前という雰囲気があるんでしょうか。あまりにも不十分な調整状態で発売されたゲームだという感想が真っ先にでてきます。で、そんなゲームをプレイしたときにプレーヤとして感じることは、

 

「このメーカはこういう半端なメーカなのだな。」

 

ということだったりします。

これは単純に制作だけの都合ではなく、資金繰りだったり、プロモーションだったり、他社ライバルの動向だったり、その他もろもろの事情が発売日に絡んでいることではあるでしょう。だから、単純に面白いゲームを作る技術があればいいというものではないのでしょうけど、

 

「こんな半端なメーカが後出しでいろいろ調整して面白くなってもね。」

 

と、そんな風に感じてしまうわけです。 

どっかでチラッとみたのですけど、ドラゴンマークドフォーデスって10年前から企画として温めていたものらしいです。それなのに、この流れはずいぶんお粗末で、この制作会社に、

 

「自社のファンを作っていく。」

 

という視点があればもっと違う流れになったのではないかなぁとそんなことを思うわけです。少なくとも、

 

「お金払って体験版を買って、まともに遊べるのはアプデが来る3ヶ月後ね。」

 

なんてやってしまえばそのメーカに対する信頼感なんて生まれようもないのじゃないでしょうかね。それともアニメみたいに3話までは我慢してみろという感じで、3ヶ月は我慢して遊べといういうのが当たり前になってくるんでしょうか。